雨が多い国日本でも飲料水は貴重なもの
日本は水に恵まれた国です。日本には四季があり、雨や雪が降ることで山に蓄えられた水が川に流れダムに溜まるなど、雨が多いからこそ水に恵まれているといえるでしょう。
しかし、雨水や雪解け水が豊富にあるから、川があるから水資源にとても恵まれているとはいえません。
確かに、海外に比較すると日本の水は安全で、蛇口をひねれば飲料水として飲むことのできる水が出てくるのが一般的で、多くの家庭では食事から洗濯、トイレの排水などにもきれいな水を使用することができます。あるいは、環境のために公園や施設などでは飲料用としてではなく、雨水や処理を行なった再生水をトイレなどに使用することができています。
しかし、都市部においては人口も多く、飲料用に使うことのできる水は貴重であるといえます。近年は異常気象も多く、水不足で節水が求められることも考えられます。
雨水や再生水は、下水処理を行なった水をトイレなどで使用するなど、水の資源として有効利用できるものです。水は国の貴重な資源であるため、水処理技術は今度も高まっていくことが考えられています。
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