日本は世界屈指の「水道先進国」
水道は、私たちにとって最も身近な水の供給源ですよね。
厚生労働省によれば、日本国内の水道普及率は2011年で97.6%。
蛇口をひねれば、水が自由に使える状況が「当たり前」となっています。
では、世界的にみてもそれが「当たり前」かというと一概にはそうとは言えないのが現状です。
水道普及率の低い国として、エチオピア(24%)、チャド(27%)、カンボジア(30%)に対し
アメリカ、イギリス、ブルガリアなどは、普及率100%に達しています。
しかし、アメリカやブルガリアでは、水道水をそのまま飲むことはできません。
イギリスもそのまま飲むには注意が必要となっています。
まさに、日本は世界屈指の「水道先進国」と言えるのは、こうしたことが理由にあります。
日本の水道技術の高さを物語るエピソードのひとつに
東京の漏水率(水道管から水が漏れる割合)の低さがあります。
海外では、おもに各国が次のような漏水率なのだそうです。
・ロンドン 26.5%
・モスクワやマドリード 約10%
・トリノやイスタンブール 約25%
・メキシコシティ 35%
こうしてみると、先進国の平均が10%といわれるなか
東京の漏水率は、なんと約3%なのだとか。
東京は、総延長約2万6000㎞(地球半周以上)もの導配水管を抱えるだいとしながら
この漏水率は驚く数値といえます。
日本の高い技術力と、きめ細やかな手動施設の維持管理が
この低漏水率を支えているといっても過言ではありません。
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