水処理施設ではどんなことが行われている?
私たちが蛇口をひねって出た水は、汚水として下水管をたどり、水処理施設で汚水の処理が行われます。この記事では、千葉県市原市での例を参考に、水処理について簡単に説明したいと思います。
まず、各家庭や会社などから排出された汚水が水処理施設にたどり着くと、ゆっくりと流れながら沈殿池や除じん機の中で土砂を沈め大きなゴミが取り除かれます。
次に、さらにゆっくり流れる最初沈殿池で固形物を下に沈め、その後反応タンクで微生物を用いた活性汚泥と混ぜながら空気を吹き込み、汚れた水(有機物)を微生物が食べることで水をきれいにします。
最後に活性汚泥を沈めることで清浄な水となり、塩素消毒が行われたのち、川や海に放水が行われます。
この他にも高度処理施設で水処理が行われる場合もありますが、高度処理では、嫌水タンクや無酸素タンク、好気タンクを使用した水処理を行うことで、汚水(有機物)の浄化だけでなく、窒素とリンを取り除くことが可能です。
(引用参考:千葉県市原市ホームページ 下水道のしくみ 水処理施設)
千葉県市原市の有限会社富元工業では、上下水道や工業用水道、農業集落排水などの水処理施設の設備工事や組み立て、管理、海外での太陽光パネルや風力発電の設置など、エコエネルギーの推進活動も行なっております。