水処理に使われる「オゾン」とは
年々技術が向上する水処理設備。近年では強い酸化力を持つオゾンを利用して、脱色・脱臭・微量有害物質を分解する高度処理施設が普及しています。
オゾン（O３）とは、酸素原子（O）が３つ結合した状態のものを指します。オゾンはフッ素に次いで強力な酸化力を持っており、脱臭や殺菌などにもよく使用されています。酸素（O2）に放電して生成しますが、熱や光などによってかんたんに酸素に分解することができる性質を持っており、環境にもやさしい安全な処理方法として注目が高まっています。
水処理においてはこのオゾンを利用したオゾン処理設備の普及が進んでおり、上水での高度処理の他にも、下水やし尿、工場排水処理、プール、水族館など非常に多くの分野において効果が期待されています。オゾンの持つ強力な酸化力により、細菌やウイルスを除去し、脱色や脱臭、分解することが難しい有毒・有害性物質の安定化や無機化にも非常に優れた効果を発揮します。また下水道での処理や汚泥を原料する技術などもあり、これからの水処理には欠かせない設備となっています。
弊社ではこのオゾン処理設備に関する運営管理の受託も行っており、豊富なノウハウを持つ精鋭スタッフが環境に配慮した衛生的で安全な水処理施設の運営をお手伝いしております。
上流から下流まで水に関する事業のトータルサポートなら、千葉県市原市の『有限会社富元工業』にお任せください。